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2014年5月21日 (水)

優実は貴方達と一緒に生きています。

<追記>
2007年9月2日に優実は亡くなりました。
このブログは優実の生きた証として残すことにします。
新HP作成中です。作成完了次第リンクを貼らせて頂きます。
優実の日記が止まってからも、辛いときにこのブログへやってきてくれるという方からコメントを頂きました。
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優実は貴方と同じ、とても辛い思いをしてきました。
計り知れない辛い思いもしてきました。
そっと、そっと、ゆっくりと、慎重に、彼女は歩きました。
けっして、この道だけは踏み外さないでおこうと、前に道を作り、慎重に歩き続けました。
しかし、彼女は人生の途中でとんでもない選択をしてしまいました。
困った彼女が周りを見渡しても誰も助けてくれませんでした。
ここまで一人で歩いてきた孤独な心は限界でした。
それでも彼女はまた、慎重に、慎重に、道を作り始め、歩き続けました。
歩いていると、涙が溢れ前が見えなくなってきました。
今まで一人でも平気だったのに、なぜか涙が溢れ出て止まりませんでした。
そして、彼女は座り込みました。
一度も休まず歩いてきた足はもう動かなくなっていました。
もう彼女には気力がありませんでした。
慎重に、慎重に、とても慎重に作ってきた道は彼女の重みに耐え切れず、とうとう崩壊してしまいました。
一人では抱えきれない罪を背負いました。
神様に慈悲をしました。
何度も生きたいと叫びました。
声が枯れるまで叫びました。
しかし、崩壊した道は戻りませんでした。
しばらくすると、優実は何かを決心し、起き上がり再び道を作り始めました。
次はとてもとても大きな道です。
動かない足を引きずって慎重に、慎重に作りました。
そこへ通りかかった私達が駆け寄りました。
「何を作ってるの?」
と聞くと
「道を作ってる」と枯れた声で一言いい、にっこり微笑みました。
彼女の中の何かが見えた気がしました。
そして私達も自然と手伝いました。
足の悪い彼女はゆっくりでしたが、がんばって道を作りました。
私達は聞きました。
彼女の小さな道がどんな道だったのか。
一人で孤独と戦い。作り上げてきた道の話を。
涙が止まりませんでした。神様を憎みました。
彼女は
とても弱くて
とても泣き虫で
とても頑固で
とても綺麗で
とても素直で
とてもスポンジボブが好きで
けど、
すごく流されやすくて
すごくだまされやすくて
すごく人を好きになりやすくて
すごくやさしくて
すごく頑張り屋で
すごく笑顔が輝いていて・・・・
彼女はある日こんな事を言いました。



「神様に謝りに行く時は、どんな服がいいかな?」



やせ細った体で彼女は一生懸命洋服を選びました。
みんなはとても素敵だよと、笑いながら泣きました。
彼女も笑いながら泣いていました。
そして、私達が涙を拭き振り返ると、もう彼女はそこにいませんでした。



彼女は、素敵な、素敵な服を着て神様の元へ行ってしまいました。
最後まで前向きで、とても、とても強い女性でした。



そして、周りを見渡すといつの間にかとても大勢の人が一緒に付いてきていました。
数えきれない程の数でした。
優実が作ってきた大きな道はいつのまにか立派な道になっていました。
私達は今でもその大きな道を作っています。
貴方はその中の一人です。
仲間です。
一緒に手をつなぎましょう。
雨の日も風の日も自分のペースで道を作ればいいんです。
辛いときはここへ来てください。
きっと、優実は笑顔で貴方の手を引いてくれます。



「ゆっくりでいいんだよ。」って。



<優実が残した日記から一部抜粋しました>
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